サムライの末裔が今も住む村、スペインのコリアデルリオ

アンダルシア出身のスペイン人の友人から、「僕の町の近くにサムライの末裔が住む町があって、苗字がJapon(日本)でサムライの銅像がある」という興味深い話を聞いた。
そんな話があるかい!と思って早速Wikipdediaで調べてみると、なんと本当にそんな町が存在しているようである!
さかのぼること1609年、徳川家康が江戸幕府を開いたばかりの頃。独眼竜政宗で有名な伊達政宗は家臣である支倉常長をスペインに派遣(スペインと軍事同盟の上、倒幕を模索していたという説もあるそう)。
常長の使節団はメキシコ→キューバ→スペインとわたり、スペインの国王のフェリペ3世とあったようです。
悲劇なのは、帰国時の1620年にはすでにキリスト教の弾圧が始まっている時期だったそうで、常長は失意のうちにその2年後に命を落としたそう。
しかしながら、使節団の一部の仙台藩の藩士がスペインのセビリア地方にのこり、その子孫がいまでもスペインのコリアデルリオという町に住んでいるそう。700人ほどの子孫が「サムライの末裔」を誇っており、苗字はなんと、本当にJapon(日本)!!
スペインに住んでいる間に是非訪れてみたいですね。

さて、気になるのがどうやってコミュニケーションしていたのだろうという点。。
サムライが刀を持って「Hola como estas?」といっている姿はなかなか想像しずらいですね。昔は通訳がすでにいたということなのでしょうか。
SkypeもWhatsappも電子辞書もiphoneもないのに、どうやってスペインに移住したのかと考えると、本当に尊敬の念しか抱きませんね。
1to1スパニッシュが江戸時代から存在していれば、スペインと日本のサムライの交流がもっともっと活発になっていたかもしれませんね!!
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